Flutemakers of Australiaの頭部管。
(メーカーについての説明文は日本語では見つかりません。UKの楽器屋のサイトではこのように紹介されています。Flutemakers of Australia, established in 1978 by John Lehner and Ray Holliday, operated for about 20 years. This partnership significantly produced handmade heads and flutes that earned global acclaim.)
オーストラリア在住のフルート奏者より、終活を始めるとの理由で10年ほど前に譲り受けた頭部管。
銀製より上位のものしか作っていなかったメーカーですので、銀の刻印無しですが、指で管を弾いた時の響きと表面の色の具合から、銀製と思われます。
管厚は3.5ミリ程度(接続部)。
接続は少し細めですので、一般的なフルートに合わせるには、テープを一枚貼るなどが必要でしょう。
その奏者がしっかりと使い込んでいるので、傷や歪みなど多数あり、綺麗な状態ではありませんが、音色への影響を考え、修理や磨きはせずそのままの状態です。
かなり明るく軽い音色で、すっきりとした響きです。
私自身は、数回しか吹いていません。
もう存在しないメーカーのものでかなり古いものであることをご理解いただける方に。
写真に写っているケースもおつけします(メーカー不明)。