昭和国産腕時 手巻き シチズンデラックス 21石 模様文字盤 稼働品

1958年発売開始のシチズンデラックスになります。世界的水準を目指し　高精度の超薄型　を目的に開発された間接中三針でのちの、エース、ハイラインの基本にもなりました。販売当時は日本一薄型の国産最高級機種として一世を風靡しました。そして、シチズン始まって以来の大ヒットになり、国産最多販売記録を達成しました。出品物は1960年10月製造の軸受の保油装置プロフィクス、耐震装置のパラショック、切れないゼンマイのフィノックスが標準装備された最初のモデルになります。模様文字盤には数カ所薄く剥げがあります。薄型風防は良好です。精度は測定結果を載せています。修繕から年数が経っていますが、キッチリOHされた姿を見てみたいです。ラグ幅は18ミリで新品革ベルトを着けています。