伯耆国産鑕

金床　 アンビル 当て金　 少なくとも近代化以前の金床です。 凝灰岩？かコンクリ？に孔をあけ木を入れ、鑕を打ち込み土中に埋めていました。 先人の知恵、ものづくりの参考になります。 ・戦国期を祖とする鍛冶町の伝世品　伯耆国産 ・造りは和鋼を鍛えたもの ・鑕自体材料として貴重で全体が総鋼製 ・総鋼のかなとこは傷が出やすく壊れやすかった。後に改良され付け鋼製のかなとこが生まれたと云うが、確かにこれは付け鋼ではなく鍛え傷があります。 ・土台の石部分は凝灰岩のようで柔らかく所所コンクリートで補修されているようにも見える。 もしくは全体がコンクリートかもしれない。 ・戦中の供出を逃れた伝世品といえます。