京友禅 金駒刺繍 振袖

柔らかで優しい色味とと優美な絵付けが大変素敵な京友禅の振袖です。 小柄な方の成人式にも勿論、十三詣りを控えたお嬢さまがいらっしゃる方にもお召しいただけます。 十三参りはお子さまが13歳になったときにするお祝いです。京都発祥の行事であるため、長らく関西地方でのみ行われていたようですが、徐々に広い地域へと広まり、東京などでも十三参りをする人が増えているようです。 平安時代に始まったといわれる十三参りは、当時の天皇であった清和天皇が、京都の嵐山の法輪寺で成人の儀式を行われたときの年齢が13歳だったことから、13歳でお参りに行くのが風習となったそうです。 十三参りをする時期は3月から5月頃の為、そろそろ準備をとお考えの方がいらっしゃいましたら… 四季の草花が華やかに咲き誇り、金彩や金駒刺繍の装飾がその美しさを更に引き立てます。京友禅が公家や京の豪商などに愛されていたことにも頷けるはずです。 5枚目に掲載のお写真の通り、袂の裏地にまで絵柄が施されている拘りようです。 私が持っているお着物の中でも、袂の裏地にまで絵柄が施されているのはこちらだけですが、 可憐な雰囲気からすると意外とも思えるような粋な拘りがとても気に入っておりました。 京友禅の華やかで可愛らしい振袖をお探しのかたに。