お宝放出 ゆうづる 牽引の名機Ｃ６２２３の種車となったＤ５２２３の履歴簿

Ｄ５２２３は、終戦間際の昭和１９年に誕生し、吹田機関区に新製配属された後は、姫路機関区へと転属し、昭和２３年８月３１日にＣ６２２３へと改造されました。改造後は、下関機関区へと配置され、水戸機関区ー白河機関区ー尾久機関区ー水戸機関区ー平機関区ー糸崎機関区と働きの場を変え、昭和４５年１１月２８日その輝かしい経歴を残し引退しました。平機関区時代は常磐線の花形列車であった「ゆうづる」を専属で牽引した名機でした。この履歴簿は、１冊目のＤ５２２３時代のモノとなります。私は１１形式の履歴簿を持っていますが、Ｄ５２もＣ６２もこれが唯一の履歴簿となります。因みに、Ｃ６２の履歴簿は、ほぼ博物館にしか残っていませんし、Ｄ５２の履歴簿も民間での保管は皆無なので貴重です。しかも「ゆうづる」を牽引した名機Ｃ６２２３ともなればお宝です。なお、現役時代の写真は、当時の姿を知らない方のために添付したもので、出品商品ではありません。