袋帯 皆川月華 刺繍 手描き 花文様 正絹 お太鼓柄 金糸 着物帯 薄赤紫色

昭和の染織界の重鎮である「皆川月華 みながわげっか」の袋帯です。 皆川月華（1892－1987）は安田翠仙に友禅の染色、都路華香に日本画を学びます。その後は友禅に絵画的手法を応用した染色工芸の草分けとして活躍します。 昭和初めに帝展（帝国美術院展覧会）に入選され、日本芸術院賞・京都市文化功労賞を受賞など数々の受賞を重ね戦争をはさむ激動の昭和時代において染織界の重鎮として長くご活躍されました。 様々な分野において多大な功績を残した皆川月華氏の作品は現在もなお人気を博しています。 こちらは皆川月華氏が手がけた作品です。 ラフな筆使いで模様を縁取ったり、図案を強調するために丁寧な刺繍が計算されて効果的に施されている技法も月華氏ならではの魅力のひとつです。 たれ先に作家物の落款が配されています。 薄手で締めやすくカジュアルにまで幅広くご使用いただけます。 ご年齢を選ばないオーソドックスな柄ですので、お手持ちの訪問着、付け下げ、色無地、小紋、紬の着物に合わせてご愛用いただければ幸いです(^^) ●和色： 蘇芳香 (すおうこう)に近いぼかしの灰味の赤紫 ●サイズ： 長さ　約432cm 幅　　約32cm 素人の採寸ですので若干の誤差はご了承ください。 ●素材： 正絹 ●状態： たれ先裏面にシール跡があります(写真14)。 一度着用してありますので胴回りに薄く折りシワがありますが、状態は綺麗で良好です。 新品ということをご理解いただいた上でご購入をお願いします。 ●その他、注意事項： お使いのモニターによって見える色に違いがありますので、微妙な色を追及されている方はご注意ください。 【 #皆川月華 】 1892年京都府京都市に生まれる 1911年友禅の安田翠仙に師事する 1917年都路華香に師事し日本画を学ぶ 1927年第8回帝展（現日展）に出展した「富貴霊獣文」が初入選を果たす 1932年第13回帝展に出展した「山海図」が特選を受賞 1961年第3回新日展出品作「濤」が日本芸術院賞を受賞 1983年染繊工芸家として京都府文化賞特別功労賞を受賞 1984年日本現代染織造形協会会長に就任 1987年死去。享年94歳 他にも着物、帯、和装小物、アンティーク、ブランド作家など多数出品中です♪ こちらから是非ご覧下さい #かふぇきもの